11月10日は 作曲家 ヴィクター・ヤング氏の命日
1956年57歳で死去
『八十日間世界一周』
アメリカ合衆国の作曲家、指揮者、編曲家、ヴァイオリン奏者。代表曲としてジャズのスタンダードとなった「星影のステラ (Stella by Starlight)」がある。
最初コンサートヴァイオリニストとして出発したが、テッド・フィオリト楽団に参加したことで、ポピュラー音楽の分野に移った。多くの軽音楽を作り、ビング・クロスビーなどの歌手に曲を提供した。1930年代中頃より映画音楽に専念するために、ハリウッドに移った。
彼はアカデミー賞に22回ノミネートされたが、生前に受賞することはできず、死後に『八十日間世界一周』(1956年)でアカデミー作曲賞を受賞した。『ゴールデン・ボーイ』(1939年)、『ガリバー旅行記』(1939年)、『誰が為に鐘は鳴る』(1943年)、『ラブレター』(1945年)、『サムソンとデリラ』(1949年)、『愚かなり我が心』(1949年)、『血闘』(1952年)、『静かなる男』(1952年)、『戰う雷鳥師団』(1952年)、『シェーン』(1953年)などがある。最後の作品はヤングの死後、1957年にパラマウント映画から公開されたコーネル・ワイルド主演の『勇者カイヤム』であった。カリフォルニア州パームスプリングスで脳出血のため57歳で死去。
受賞歴
アカデミー賞
受賞1957年アカデミー劇・喜劇映画音楽賞:『80日間世界一周』ノミネート1939年 アカデミーオリジナル音楽賞:『Army Girl』、『氷上リズム』1940年 アカデミー作曲賞:『ゴールデン・ボーイ』、『ガリヴァー旅行記』、『Man of Conquest』1940年 アカデミー音楽賞:『Way Down South』1941年 アカデミー作曲賞:『アリゾナ』、『暗黒の命令』、『北西騎馬警官隊』1941年 アカデミー音楽賞:『囁きの木陰』1942年 アカデミードラマ音楽賞:『Hold Back the Dawn』1943年 アカデミードラマ音楽賞:『フライング・タイガー』、『賭博の女王』、『Take a Letter, Darling』1944年 アカデミードラマ音楽賞:『誰が為に鐘は鳴る』1946年 アカデミードラマ・コメディ音楽賞、アカデミー歌曲賞(Love Letters) ※作曲:『ラヴレター』1949年 アカデミーミュージカル音楽賞:『皇帝円舞曲』1950年 アカデミー歌曲賞(My Foolish Heart) ※作曲:『愚かなり我が心』1951年 アカデミードラマ・コメディ音楽賞:『サムソンとデリラ』1957年 アカデミー歌曲賞(Written on the Wind) ※作曲:『風と共に散る』