1.13 Today is the anniversary of Sonny Clark’s death

1月13日はソニー・クラーク氏の命日
1963年31歳で死去

Sonny Clark Trio with Max Roach & George Duvivier (Full Album) 

4歳でピアノを始める。ハイスクール時代には、ピアノの他にヴィブラフォンも演奏していた。1951年には西海岸を拠点に音楽活動を開始する。1954年1月、ビリー・ホリデイのケルン公演に参加。

1957年、ニューヨークに移りソニー・ロリンズと共演。同時期にブルーノートと契約し、いわゆる「1500番台」のシリーズから、何枚かのリーダー・アルバムを発表。代表作として挙げられるのは、ジャッキー・マクリーンサックス)やポール・チェンバースベース)等が参加した『クール・ストラッティン』(1958年)。とりわけ日本で人気が高く、ジャズ喫茶で頻繁に流された。しかし、本国アメリカではヒットに結びつかず、ブルーノートの創設者アルフレッド・ライオンは、日本から本作の注文が殺到したことを不思議に思ったという。

ソニーはサイドマンとしても重宝され、リー・モーガンの『キャンディ』やデクスター・ゴードンの『ゴー!』等、多数のアルバムに参加した。

1963年1月13日、ヘロインの過剰摂取により31歳で亡くなる。この人の死を悼んで、悪癖つながりのBill Evansが「NYC’s No Lark」(ニューヨークでは、もうヒバリは鳴かない)という、彼の名前のアナグラムを捧げたことは有名。 

没後も日本での人気は高く、1986年の第1回マウント・フジ・ジャズ・フェスティバルトリビュートバンドが『クール・ストラッティン』再現セッションを行った際、会場は盛り上がった。

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